『高温多湿の中、オシム監督はあえてリスクを背負ってこのスタイルを崩さなかった。おそらく、行けるところまで行ってみる、そういうリスクと覚悟だったはずだ。それが準決勝で力尽きた。結果的に技術では、「動いてボールを回せる力」を存分に示した一方で、身体的な強さとはまったく次元の違う、フィジカルコンディションでほころびをきたしてしまった。術と調整力、両輪が働かずに、最後はついに回転が止ったのだろう。アジアで勝つために、オシムのサッカーを実現しなくてはならない。そのためには、コンディショニングを大きなテーマにしない限り、過酷なアジアで勝ち抜くことは不可能だろう。』オシム監督にゲルトさんみたいなコーチがついていれば選手はもっと言葉を理解できるのかなぁ。http://news.thestadium.jp//2007/07/26.html
啓太コメント『コンパクトさが保てなかった。DFラインとオフェンスの間が大きく開いてしまい、パスの距離が少しずつ伸ばされてしまった。そこで逆サイドへ有効なチェンジをと思っても、すでに読まれていた。今日の試合で誰がとか、どのポジションが、というのではなくて、それぞれがいろいろな原因を探していかないといけない』
あべちゃんコメント『(得点がと聞かれ)いや失点の場面が……。2点目は、カバーに行くのか、ニアを切るのか迷ったところがあった。相手のボールが素晴らしかったというしかない。相手にシュートを打たせないプレーをしていかないといけない。3点目は個人の能力、見たままです。DFはひとつのミスでやられてしまう、そこを止められなかったのがすべて、止められればチャンスになったのに悔しい。(オシム監督が、相手の2トップには2枚でつくのがリスクがあり、美しさでもあると発言したのは阿部選手へのエールではないのか、と聞かれ)監督に応えなくてはならなかった。それができずに悔しい』