Conversations=会話 

面白い映画だった。シネスイッチはレディースデーが金曜なので、なかなか行く時間がとれなかったんだけど、4/6までなので今日見ることができてよかった(^.^)。
 “男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト”
別れた恋人に10年ぶりに再会した元夫婦(アーロン・エッカートとヘレナ・ボナム)。映画はスクリーンを“2分割”にして、19歳に初めて出会ったふたりの熱い恋愛していたころ(過去)と結婚して半年で“彼女”が出ていったころ(過去)と今このホテルで起きていること(現在)をセリフ(会話=Conversations)と重ねてそれらの映像をオーバーラップさせる面白い手法(←デュアル・フレーム手法というらしい)で進んでいった。舞台(4人の役者だけの)を見ているようでもあり、でも映画じゃなければこんな映像表現(スクリーンをセンターで分けて現在・過去、現在の時間を“彼女”側から撮ったもの、“彼”側から撮ったもの、現在の時間を少しずつずらしたもの等々・・それらがテンポよく進んでいってドキドキハラハラ・・の、この手法が私はとても気に入った。
40歳間近の同じ年のふたり、“男”には23歳のダンサーの恋人がいて、“女”には45歳の医師の夫と夫の子どもがいるんだけど、お互いにヤキモチを妬いたり(出会わなければそんな思いもしなかったはずなのに)とにかくふたりの会話がとても粋。最後のシーンだけ途中から2分割がひとつになって終わるんだけど、それぞれ帰りを待っている幸せを裏切ってしまったふたりは・・・どうなるのかなぁ・・。逆に男が結婚していて女がまだ独身だったらどうなったんだろう、なんてことも思ってみた。私だったら裏切ってしまった相手のところには戻れないな。カーラ・ブルーニの曲もよかった。原題は『Conversation(s) With OTHER WOMAN』←なんで(s)なんだろう。http://conversations.cinemacafe.net/
デュアル・フレーム手法。http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/cinema/conversations/index.html
映画館にはO−35世代が多かった気がするけれど、こんなのもらった♪桜の香り(ロウ)とオーエルサンたちのマグネット。
梅味にひかれてかったあられかわいいし美味しい。