今日は2列目  

 野田地図の「ロープ」楽しかったーーーーー)^O^()^O^()^O^(←2夜連続でこんなにいい気分なんて神様ありがとうって感じ(これでフェスタが終わったらすごい満ち足りちゃうかも)。「ロープ」は年末に当日券で見ておいてよかった!セリフもどんどん入ってきた!前回気づかなかったところや覚えていなかったところもあったから・・。それと1回観た後で野田さんがこの戯曲を書くきっかけとなったという本「ネルソンさん、あたなは人を殺しましたか?」を読んでおいてよかったと思う。これから観る、もう観たという人に読んでもらいたいな。そうすればもっと野田さんが伝えたかったことがわかると思う。私たちは“まだ間に合う”って・・。
『人はいつも、取り返しのつかない「力」を使った後で「無力」という力に気づく。でもね、ミライから来たタマシイが言っているんだ。だから、まだ遅くはないのよ。私のミライは滅んだ。けれども、あなた達の未来はまだ、天気のいい朝に、四時間で滅んではいないのだから。』宮沢りえちゃん演じるタマシイという名のコロボックルのセリフ。ここでジーーンと来て少し泣いた(T.T)。今日は最初おもいきり笑って途中おもいきり悲しくなって最後おもいきり揺さぶられ心が熱くなった。ロープ・・いいお芝居だったわ。前にも書いたけれど、今夜も役者さんたちのエネルギーいっぱいもらってきた!
「4時間で滅びた村」のことを検索したら・・その村はミ・ライ部落(ソンミ村)。ミライだから未来なんだ!『ベトナム戦争が激化を続けていた1968年3月16日、この村で、米軍による村民500人以上の虐殺事件が起こされた。』『幼子を抱えた母親、年端もゆかぬ少女、乳幼児を含め、四時間のうちに村人を500人以上も殺戮し、一つの村を抹殺してしまう。それに参加したある黒人兵は自分は20人以上の村民を殺したとカメラの前で告白する。』http://www.jca.apc.org/~yyoffice/eigaclub2000-10-11.htm
『参加した兵士や、居合わせたカメラマンなどへのインタービュー』←この居合わせたカメラマンなどっていうのがおかしいと思う(T.T)。伝えなくちゃいけない使命感?でも隣で人が殺されるのを撮影できるって、理性がどんどん麻痺していったのかもしれないね(T.T)。この芝居もプロレスを撮影するテレビ局のクルーたちが視聴率のためにどんどん過激になっていく・・最後にはプロレスが殺し合いになってしまう(ロープの中では正当化されている)彼らに(レスラーには八百長しろ、クルーには視聴率のためにもっとおもしろいものを取れと)指示を出すユダヤ人じゃない“ユダヤ人の社長”は最初は誰のことなんだろうと思っていたけれど、きっともっと大きなものの擬人化された名前なんだろうな。
友だちが「戦争だけじゃなくて、昔を知り、今(未来)を生きなきゃね」って。ホントに・・そういうことに気づかせてくれるお芝居や映画という教材があってよかった。
戦争のきっかけはなんだったのか、明日ゆっくり読んでみよう。→ココ。http://www.combat.ch/html/library/history/vietnam/viet_1968.htm
今日はパスタ。
 ともだちに水戸のお土産(上司のおみやげだとか)をもらった〜。ありがと!