都々逸の歌会を終えて

【神】黒板塀越し三味線聞こえ 粋が顔出す神楽坂(歌が古い。こういうのは昔からある)
【神】虹の女神が落とした雨の しずくで輝く花菖蒲(「秀」に選ばれました〜)
【神】恋の女神にふりまわされて 息ができない春なのに(「秀」に選ばれました〜。でも「春なのに」というのは選者によってよく思わない人もいるらしい)
【抱】抱いたこの子が涙に飽きて 眠る重さが愛おしい(自分の子が愛おしいのはわかっていること。「愛おしい」を他の言葉に変えてみるといい)
【抱】ニコライ堂まで鼻歌まじり 出会った古本抱きながら(いいんだけど「抱きながら」で終わるのがよくないので、「出会った古本を抱きしめ〜」と前に持って作ってみるといい。でもニコライ堂はいれたいでしょって)
【町】町の景色を緑に変える ボクの出番だ五月雨(「町の景色を緑に変える」はいい。私はムリヤリ五月雨を使ってしまった(^_^;))
【強】駆ける強風街を一掃 そしてきらめく夏がくる(赤ペンセンセに「街を掃除」が3.3だと注意されていたのに、直し間違えて4.3でなく3.4にしてしまった!センセごめんなさい(T.T))
【強】強い風にも負けずに揺れる 藤のトンネル上機嫌(強い風に負けないのが藤のトンネルが「上機嫌」なのはおかしい。「藤は藤なり咲き誇る」とかに変えるといい)
【隣】隣の芝生をついつい見ちゃう ホントの幸せ忘れがち(具体的に何?と思うから後ろを変えたほうがいい)
【隣】ちょっと泣きたい夜にはだれか 隣で笑っていてほしい(これは良いとみんなが言ってくれた)^O^()
【隣】今夜合コン隣の子より 長くマスカラ塗りなおす(もうすぐ30歳になる女の子は好きだって)
【七夕】笹に愛しいあなたの名前 書いて短冊願掛ける(「愛しい」んだから「願掛ける」のはあたりまえ。「書いた短冊ぶらさげる」にしたらいい)
【七夕】夢の中しか会えない人に 今日しか言えないアイシテル(これは良くできているって♪)