狂犬が狂犬を噛む

“絶望に満ちたこの世界 彼らは孤独しか知らなかった 生きるために何を捨て 何処へ向かうのか”
昨日はガンバに勝って興奮していたので書かなかったけれど、試合前にmomenと会って「狗咬狗/DOG BITE DOG」を観た。久々の香港映画らしい香港映画。壮絶なバイオレンス・アクション映画、これはR-15指定ついちゃうのも無理ないわ。そしてかなり哀しい(心が痛い(T-T) )んだけど、面白かった(バイオレンス映画は嫌いだけど香港映画だと思えば何故か平気(^_^;))。主演のふたり、エジの映画は数年ぶりだったんだけど今回の役がいちばんステキ(顔も今まででいちばんスキ)。生きるために闘って生きるために殺してきた孤独な男パン(エディソン・チャン)のセリフがほとんどない演技も凄かった。逃げたゴミの山で父親から虐待を受けていた少女ユウ(ペイ・ペイ)と行動を共にするようになり人間らしく変わっていくパンのことを殺人犯なんだけど、どうか逃げて二人で幸せになってほしいと思ってしまった。父に憧れ刑事になったのに父の汚職を知ったことから凶暴になっていた刑事ワイ(サム・リー)も凄かった!パンに仲間を殺されてから復讐のためにパンがいるカンボジアでパンが闘犬のように育てられた場所(ファイト・クラブみたいなとこ)に自ら入っていく・・息できないくらいの映画だった。それにしてもエジがこんないい役者さんだったとはぁーーーと感動。でも、館内に貼ってあったエジの写真は・・(-_-)。ホントはオファーが来た役はふたり逆だったらしいけど、意外性があって成功だと思った。でもね、あの役にエジはきれいすぎるわよ。ユウ役の子がすごくいいなって思っていたら、この映画で新人賞とったらしかった(なっとく(^_^))。http://www.dogbitedog.jp/
でねぇ、この映画のエジがソーマくんに似てるって思って見てたのよ、私。