「あかね空」と「さくらん」を観てきた。

この2本立ては“あかね色の空繋がり”かな? ひさしぶりに映画で内野さんを見たけれど、京都から来た豆腐屋内野聖陽)はなかなかかっこよかった〜。世話好きの桶屋の娘おふみちゃん(中谷美紀)も。でも物語の2/3まではいい人しか出てこない(笑)。そんな「あかね空」、老舗のとうふ屋相州屋主人(石橋蓮司)が亡くなったあたりからけっこう泣かされたけれど・・美しいあかね空がCGなのが残念。そしてどうしても主人公たちの年齢が結婚前後の20歳頃と、それから18年経った38歳ぐらいの差がなさすぎ〜(-_-)。それでも家族の絆や下町の人情っていいな、と思う映画だったし、えっ?という展開(まさか内野さんが二役で出てくるとは(^_^))があるストーリーが面白いから泣けたけれど、役者のそこんとこがどーなのって感じ・・特殊メイクするとかねぇ(^_^;)。←こういうところが「ああ、角川だから」と思ってしまうとこなのかも。ただ美味しいお豆腐がすごく食べたくなった!!
「さくらん」は・・ああヤッパ蜷川実花ダって感じ(-_-)。嫌われ松子(映画版)みたいな色彩だったら気分悪くなるかもって思っていたし、「あかね空」の余韻を壊したくないから続けて見るのはやめようかと思ったけれど・・それは大丈夫だった。私のもっている吉原のイメージもあんな色彩だし。でも、映画というより蜷川実花写真集を見ているみたいだった。で、金魚=蜷川の写真みたいな・・。音楽担当の椎名林檎蜷川実花って・・うまく言えないけれど私の中で同じトコにいる二人だわ。映画は主役のきよ葉(土屋アンナ←声はどうもちょっと・・だったけれど)は可愛いーー!そして女将(夏木マリ)はかっこいーーとくに夏木さんはいい。原作漫画を知らない私だけど、永瀬くんは役に合っていたのかしら〜。主人公のきよ葉と絡むのかと思って期待していたんだけど(^_^;)、絡むのは成宮くんだった(-_-)。成宮くん・・うぶに見えないよね。あと言わせてもらえば木村住乃に全然色気感じない〜 という映画でした。