桜道 

今朝も桜がきれいだった。
昨夜のプロフェッショナル(去年の再放送だけど)は清水商業高校の教師・大瀧雅良さんだった。途中で寝ちゃったので録画しておいたものを朝見てきた。伸二と川口とのエピソードがよかった。
 「勝つことよりも大事な事がある。」
伸二がシドニー予選で全知3ヵ月の大怪我をしたとき、誰もが同上の声をくれたのに大瀧先生だけは「怪我をして当然だ。気を抜いたお前のせいだ」と厳しかった。そのことを「ぜったい這い上がってやろうと思った。感謝している」と伸二。先生は「大変だろうけど、次に出てきた小野伸二を見てくれ。というステップにすることが大事」だと思ったって。(*「僕は言われると、カチンときちゃうタイプなんですが、大瀧先生は言葉と行動に矛 盾がない。だから素直に話を聞けるのだと思います。」と伸二)
川口もW杯フランス大会の最終予選で1勝しかしていなくて本大会出場が難しくなっていたとき、大瀧先生が「苦しい時、厳しい時、力を発揮できるのが日本男児。逃げるな、正面から戦え、自分を信じろ、仲間を信じろ」とFAXしてくれたのですごく気持ちが楽になったらしい。先生は「厳しいところにいる自分が凄いことを知れ」と思ったって。
そんな先生も最初はそうじゃなく、規律を守らせ厳しくするだけの教えかたで“選手をつぶす監督がいる”と言われて部員も減ったらしいけど、ひとりの生徒(風間八宏さん)で「教師の仕事は、教えることではない、考えさせることだ」と変わったらしい。それから今清商にいる8番をつけた生徒の話に・・守備を全くしなかったカズキくんが反発しみんなとうまくいかなくなり、怪我をしたことで心に壁をつくってしまった。学校を辞めたいというその子に「どこ行っても同じだ」「お前自身と戦うんだ」と大瀧先生。インターハイ決勝、別メニューで自分と向き合い葛藤してきたその子を最後の15分、使った先生。「帰ってきた!行ってこい!」と彼の背中をたたいたトレーナーの言葉も沁みたわ。そして変わったカズキくんやみんなに「あせらず、りきまず、一歩一歩変わっていけ。お前たちの未来は無限大だ」というメッセージを残して番組終了。
 「自分で見つけた答えだけが、自分のものになる。」
昨日の啓太の記事でも思ったけれど、そういう師に出会えたって、すばらしいな。
ランチは近くに仕事で来ているDちゃんと待ち合わせてパスタ。プリプリの海老がいっぱい入っていて美味しかったーー。ランチといえば、今いつもやさしい営業くんが水天宮のカレーパン(15cmある!)を買ってきてくれてアツアツ!!でもお腹いっぱいなので今はムリ(>_<)。