パフューム 〜ある人殺しの物語〜

舞台は18世紀のフランス・・それだけで私好みなんだけど。原作者はドイツ人。映画はドイツ人監督でドイツ/フランス/スペイン製作。舞台はフランス、なのにセリフは英語(なぜ?)だった。音楽も好きだし、ひとつ間違えればグロテスクなんだけど、なぜか魅惑的で官能的な香りがスクリーンから感じられる映像はとても美しく、凄いなって思った。ストーリーテラー(声はジョン・ハート)が物語を進めているからどこかお伽話みたいだし、この映画を好きか嫌いかと聞かれると好きなんだけど、どうしても終わり方が嫌(マグノリアのカエルくらい奇抜)。ああ、あの最後の10分をなくしてほしい。それとサブタイトルの「ある人殺しの物語」も!!パフュームだけでいいじゃん(原題もPerfume : The story of a murdererだからしかたないか)。小説の終わりはどうなんだろう。なんか1日たった今でもなんの匂いのない、だけど強烈な香りが私にまとわりついているようですごい疲労感。http://perfume.gyao.jp/
 さぁ、帰って課題やらなくちゃ。