カズの本
『僕は『This is football』の世界にいるのだ。』カズの本、まだ半分も読んでいないけれど、トミーと同じ匂いがする。カズがブラジルのサントスに入って試合に出始めたころ、試合前に緊張していたカズに監督が「おれはお前を信用している。まわりが何を言っても、日本人だからと差別されても、そんなことは気にするな。勝っても負けても私の責任だ。おまえは何も心配しないで、思いきりやれ」と言われたって。いつも味方をどなっているDFも「失敗しても球をとられてもいいから思い切っていけ。何度でも取り返してやるから」と言ってくれてうれしかったって書いてあった。想像だけど、レッズの選手たちも言葉にしなくても新しい仲間にたいしてこういう気持ちで接しているんだろうなと思う。だからチームは強くなる。昼間読んだトミーのインタビューの言葉とだぶったよ。
そうそうタイトルの「おはぎ」作りの修業しにいったお店は有楽町の「おかめ」だった。よく映画に通っていたころマリオンに行く前にいつも寄っておでんやおうどんのセットとか食べていたなぁ・・今は改装中らしい。私はおはぎより鮭のおにぎりをいつもテイクアウトしていたけど、支店でも売っているかな。
映画を好きになったのはデザインプロダクションにいたころ。映画会社から移ってきた営業さんがいつも新作の映画のポスターを会社の廊下に貼っていて、そこにはチケットが欲しい方はkまで、と書いてあった。お昼休みの話題はいつも映画の話とジャズの話題(一緒のお茶仲間がそのkさんとあとジャズバンドをやっている人たちだったので)映画料金高いよぉというと、そのころ1500円だったのかな?「1500円で何億もかけて作る映画を観れるなんて最高の贅沢だよ」と言われたのもきっかけだったかも。よく有楽町で降りて会社に行かず腹痛とか嘘の電話を入れて映画に行ってた私(^_^;)。その当時同僚の結婚式で即席ジャズバンドを組んだ私たち、曲目はミスティ、私はピアノ・・もちろん失敗に終わった・・(T.T)。